墓石石材事例011-御影石墓石71年目のケア

□月○日僭越ながら私、「ドレストン会」という”石材メンテナンス研究会”を主宰し、会員の皆様と日々、切磋琢磨しております。
とはいえ、現在全国にたかだか15社の法人・個人の方々なのですが…。

今回は、その中でも主に愛知県常滑地区を拠点にご活躍の会員さんの案件のご紹介です。
この方は以前から”石材ケア”(特に墓石)を手がけ、先のジャパンストーンフェア2005の「石材ケアセミナー」受講を機にご入会の、いわば新人さんですが…。
その案件は建立71年目の墓石の”ケア”。
ご覧の通り墓石にはコケ、カビ、地衣類、そして竿石、中台、芝台まわりなどには「これでもか!」とばかりに、水アカ、黒ズミが]スケール化して固着。
加えて、部位によっては「サビ色変色」さえ散見されます。

    


施工前▲

実際の施工では、次のような手順をアドバイス、実地して頂きました。

  1. 除塵、必要箇所の養生。
  2. 清水洗浄+ブラッシング
  3. コケ、カビ等の専用除去剤を全体的にたっぷり塗布
  4. 湿潤、浸透、乳化、分散の効果反応を確認し、清水によりたっぷり洗浄
  5. 黒ズミ専用除去剤を部位を限りながら塗布を繰り返します
  6. コケ類、黒ズミの除去を確認後、専用中性洗剤、清水で洗浄、乾燥させます。

実はこの方の仕事が先頃地元マスコミであるケーブルテレビの目に留まり、注目ニュースとして取材され、1月中に2回も放映される事になったのです。

取材当日は、短時間で経年の汚れや変質現象等が除去される様子に担当のTVディレクター氏も甚(いた)く感銘され、大いなるエールが送られた由。
「あ、ありがとうございます。今後の自信になりました!」と報告する会員さんの声に、厳冬の冬空を吹き飛ばす笑顔が浮かびました。
皆様も地元メディア等と情報を交換され、ビジネスアイテムの一助に”石物語”「石の汚れあきらめないで!」をお続けください。
☆因みに「ドレストン」とはドレス・アップ・ストーンを略した造語です。

ドレストン施工
施工後▲

※石材呼称は、”御影石”、”大理石”、”ライムストーン”等の通称に従います。