墓石石材事例022-77年目の墓石ケア

△月□日 姫路城…と聞けば、日本の白鷺城の美しさはもちろん、 私は、かの映画“007シリーズ”ジェームズボンドの活躍の一舞台としてのスクリーンの情景を思い起こしもいたしますが…。

今回は、兵庫県姫路市、我がドレストン会・会員氏のスキルリポート。

昭和5年建立の御影石(恐らくは青木石では?)の墓石は、 経年によると思われる汚れ、黒ズミ等が激しく、加えてこの地域特有の微鉄粉(?)が被うダメージなのでしょうか、 赤茶けた黄土色に、さらに加えてこの村墓地の井戸水使用による変色は変質現象へと、その歩みを進めているのでした…。

受注~施工に至る経緯が同会員氏のお客様のご紹介ということもあって、本施工時には、どこか心地好いプレッッシャー(!?)さえ感じながら、 研修にて習得した手順、所作に従って作業を実施されました。

    
ドレストン施工
施工前▲

さて、施工手順です。

  1. 除塵、必要箇所の養生
  2. 清水洗浄後、コケ・カビ専用除去剤を塗布し、その効果を確認
  3. 黒ズミ、水垢専用除去剤を塗布、201システムを採用
  4. 噴出したサビ色変質現象に専用除去剤を塗布
  5. リンスには専用中性洗浄剤を塗布し、乾燥

天候に恵まれた2日間の作業で完了、との由です。
完了後の会員氏と私のQ&Aです…。

Q,施工を完了してみて、最も印象に残ったことは何でしょうか?

A,作業中、特に1人で「ケア」させてもらっていると、村の墓地ですからお参りに来る方が多くて…。 “何してるの?”と、よく声をかけていただきます。お陰様で、さらに一案件受注いたしました…。

“ビンゴ!”会員氏の笑顔が想い出されます。「お客様は何時までも…彼のことをきっとお忘れにはなりません。ありがとうございます…」。(合掌)

ドレストン施工
施工後▲

※石材呼称は、”御影石”、”大理石”、”ライムストーン”等の通称に従います。