建築石材事例002-大理石シミ抜き・洗浄-

「備えあれば憂いなし…」我が国の元総理大臣の受け売りではありません。新築住宅脱衣場の床での出来事でした。 工務店監督氏は、高価な白大理石(ビアンコ・カラーラ)の床張りに慎重に養生をしました。二日前に清掃を兼ねてその養生をはずした時、「あっ、どうしよう!?いくらなんでもこのままで引渡しはできない…」。思いもよらないシミができてしまったのです。その驚きと思いつめた表情は、大変な様相でした。「それっ!とばかりに張り替えるにしても、材料や職人は…」。お打合せにうかがった時は、もう完全にパニックの状態でした。

施工前
施工前▲

この現場のケアーの手順です。

  1. 必要個所の養生
  2. 染み抜き用特殊ケミカルを十分に塗布
  3. 効果を促すために、今回はウエスでシップ及びラップ
  4. 湿潤、浸透、乳化、分散に時間をかける(半日以上)
  5. シップに染みが移るのを確認後、清水で洗浄、乾燥

ケアー後、浸透性保護剤の塗布をお薦めしました。これは、汚れがつきにくく、仮に汚れてもケアーのしやすさが各段に違います。もっとも別途工事ということで、お客様の負担となりましたが…。
とはいえ、これも「憂いなし」は「安心」のための経費、とご理解いただきました。

※石材呼称は、”御影石”、”大理石”、”ライムストーン”等の通称に従います。

▼施工後
ドレストン施工後