建築石材事例012-敷石の汚れ洗浄-

○月△日♪もしも、わたしが家を建てたなら…♪というあの詩は、もうとっくにオールディーズになってしまったのでしょうか!?
工務店さんが知恵を絞った斬新なデザインで設計された住宅の明るい庭には、きっと白い犬とかが戯れるのでしょう…。
そんなハイカラな新居を構えてわずか1年弱の出来事でした

敷石のライムストーンにはコケ類、バクテリア類から藍藻類等があちこちに繁茂。
ご家族にとっては耐えられませんね。
「もぅどうしましょう!?せっかくのデザインなのに、悩んでしまいます…」と、担当の造園業の女性社長さん。
会社として初めてチャレンジした敷石羽目施工工事に、思いもかけずお客様からのクレームとお叱りでした。
今回の事例は、この石材を販売された石材メーカーさんからのご依頼です。

施工前
施工前▲

ケアの手順です。

  1. よく除塵し、必要箇所を養生します
  2. 洗浄用ケミカルを塗布し、その効果を待ちます。
  3. 洗浄状況を見ながら、②を繰り返します。
  4. 汚れ等が落ちたのを確認し、乾燥させます。
  5. 洗浄完了後、今後の事を考えて浸透性の保護剤を塗布しておきました

長年の庭造りには自信がおありかと思いますが、こうした天然素材の石ならではの難しさを実感された社長さんでしたが、
「防汚の方法あるのですから、これで安心です。これからも石を扱いますよ、選り好みなしです!」と力強いお言葉です

お礼とばかりに、図らずも梅干など季節の食べ物をいっぱいに詰めたビニール袋をいただきました。
高速に乗り地平線に沈む夕日を背に車のアクセルを踏み込み帰途につき、北陸の一日を終えたのでした。

※本連載に該当・関係する「石の汚れ」の事例等でお困りの皆さんには、物件毎のケア・施工の請負をいたします。
まずは現場の写真をお送りいただき、ご相談ください。

また石材ケアを本格的に手掛けたいという方には、当方主宰の石材ケアメンテナンスグループにご入会いただければ、専門知識の習得・実地による施工指導をさせて頂きます。
ただし単なる薬品販売では対処できないのが天然素材のケア上でも盲点であり、当方の趣旨をご了解いただくこと前提となります。

※石材呼称は、”御影石”、”大理石”、”ライムストーン”等の通称に従います。

▼施工後
ドレストン施工後