建築石材事例013-外壁25年分の汚れ-

□月×日「いやぁ~、失敗、しっぱい!夕べ帰宅するときに思わず家を通り過ぎちゃってねぇ…」。
ご立派な石造りの外壁・エントランスがいつもの”ダークな汚れの色調”から明るい白御影石に変身していたのがその理由とおっしゃる、お施主様。
そのありがたいお言葉に、我ながらちょっぴり「鼻高な気分」に浸りつつ、謝意をお返しいたしました。
今回は、建設以来の汚れがピークに達しているのでは、と思われるほどの石造りの擁壁のケアです。

ご施主様のご自宅は、大都市のほぼ中心に位置。
ということは「典型的な都市型汚染のサンプル」といえるかも知れません。
排ガス、水垢、二酸化炭素、土砂、コケ、カビ、エフロ等々の複合汚染でスケール化(汚れの固着)が進み、ドス黒いというほどの色相を呈していました。

施工前
施工途中▲

ケこの場合の手順です

  1. 高圧温水を使用し表面の汚れを飛ばします。
  2. 特殊ケミカルを塗布し、その効果(湿潤、浸透、乳化、分散)を見極めながら進めます。
  3. 塗布したケミカルを温水で十分に洗浄し、乾燥させます。

このお施主様もこの地にお住まいになって以来石の汚れは放置されたまま。
「どうにも致し方なし」と、半分諦めを確信されていたご様子でした。
が、施工完了のごあいさつにうかがった際に現場をご覧になったご在宅のご母堂様は、 「そう、そうでしたよ、この家に引っ越してきた当時は。ホント、今日のようにきれいで明るかったものですよ!」
その言葉に改めて感謝申し上げた次第です。

都会の石の汚れ、あきらめないで!

※石材呼称は、”御影石”、”大理石”、”ライムストーン”等の通称に従います。

▼施工後
ドレストン施工後