○月□日”ネーミング”、そう石材関連の名称の中で時々「ふむ」と思わせる粋な名前に接すると、精進を重ねた先達の歴史を垣間見る思いがします。
例えば「黙(だんまる)」、「羽目(はめ)」、「花崗岩(かこうがん)」などなど。
今回は、汚垂れ石(おたれいし)と呼ばれる、男子便器下に貼る、通常は御影石(鏡面)のケアです。
時折大理石の施工が見受けられますが、場所を考えれば慎みたいものです。
ただ今回の物件は、汚垂れのそれではなく、新設にあたってのいわゆる第3次汚染でした。
誰が何時何をどのように汚損したのかを探しあぐねたゼネコン監督氏から、施工担当をした石材業者への依頼です。
「まったく!」というような困惑状態になっている中で、原因として明らかなのは、素材そのものから、ということではなく”外部からもらったもの”ということくらいでした。
厄介の極みでしたが、私も自分の持てる引き出しからあれこれ探して試してみることにしました。

さて作業手順です
男子トイレという狭い空間での出来事でしたが、お互いに諸行為にあたっては充分な気配りをして、”ミステイク”なく汚垂れのなきよう!?
※石材呼称は、”御影石”、”大理石”、”ライムストーン”等の通称に従います。